■組織の消滅を社会が許すのはなぜか(1)■~利益が企業の評価基準となる~
おはようございます。
未明の高知は快晴で、
きれいな月が浮かんでます。
今朝も冷えこみました。
こんな寒い未明に、
阪神・淡路大震災が発生した。
あれから30年。
自然のメカニズムの前で人知は乏しく、
災害はいつでも起こる環境にある。
その際にどうしっかり生き抜くかを、
この時期になると思い起こされる。
このことが、
犠牲になられた方々の無念の思いへの
責任でもある。
あらためて、
犠牲になられた方々に
哀悼の意を表します。
金曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
~『断絶の時代』から
ドラッカーは、
企業は事業をやめることができ、
しかもやめざるをえなくなることがある、
とする。
そして、企業は社会が消滅を許す
唯一の組織だとし、
病院や大学はいかに役に立たず生産的でなくとも、
戦争や革命でも起こらない限り、
その消滅は社会が許さないと続ける。
上田さんは、
企業は利益をあげるが、
逆にそのことによって
損失を被るリスクを負うこととなり、
このリスクが企業の強みにつながる、
とする。
「あらゆる組織の中で、
企業だけが業績の試練を受ける。
利益が企業の評価基準となる。」
(『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅲ組織を動かす 6公益をもって自らの利益となす)
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