■公益をもって自らの利益とせよ（２）■～リーダー的地位にあることの根拠～

 おはようございます。

未明の高知、きれいな月が寒空に浮かんでます。

しびれるような冷え込みです。

今日は一日快晴、

でも寒さは続きそうです。

木曜日、今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ．ドラッカー∬

～『現代の経営』から

英国の著述家マンデヴィルは、

商業時代の精神を、

「私人の悪徳が公益となる」

という言葉によって要約した

しかしドラッカーは、

彼が正しかったか間違っていたかは、

もはやまったく意味がないという。

そして、

あらゆるリーダー的存在が、

公益が自らの利益を決定すると

言えなければならず、

そのような確信こそが、

リーダー的地位にあることの

唯一の正当な根拠であるとする。

「私人の悪徳が公共の利益になる

　などという思想にもとづく社会は、

　それがいかに論理的に完全であろうとも、

　その利益がいかに大きくあろうとも、

　永続することはできない。」

（『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅲ組織を動かす　６公益をもって自らの利益となす）