■利益は目的ではなく条件（２）■～天使が社長になっても～

 おはようございます。

未明の高知、

半月が南西の空に浮かんでます。

この時間は冷えてますが、

日中は暖かくなりそうです。

水曜日、今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ．ドラッカー∬

～『マネジメント』から

ドラッカーは、

利益は企業の目的ではなく、

存続の条件であり、

明日もっとよい事業をするための

条件であるとした。

上田さんは、

条件とするほうが

目的とするよりもきついとする。

しかも利益は、

事業における行動や意思決定の

妥当性の尺度でもあり、

もちろんそれは、

社会を支える財源でもある。

ドラッカーは、

たとえ天使が社長になっても、

利益には関心を持たざるをえないとし、

利益計画の作成は必要である、

という。

さらに続ける。

「しかしそれは無意味な常套語となっている

　利益の極大化についての計画ではなく、

　利益の必要額についての計画でなければならない。

　その必要額は、多くの企業が実際にあげている額はもちろん、

　目標としている額をも大きく上回る。」

（『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅲ組織を動かす　６公益をもって自らの利益となす）