■社会的責任、二つの領域(2)■~企業に対して責任を負う~
おはようございます。
高知の朝は晴れています。
一年で一番寒くなる大寒、
でも今の時間少し緩いですね。
今日は日中もさほど冷え込まないようです。
月曜日、今週もよろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
~『マネジメント』から
上田さんは、
企業が騒音を出し、熱を出し、煙を出すといった
社会に及ぼす影響は
組織の目的に付随して起こるが、
この様な副産物はゼロとすることが理想である、
とした。
他方、組織は社会環境の中に存在する
社会の機関であるため、
社会自体の間題の影響を受けざるをえない、
と続ける。
さらに地域社会が問題視せずとも、
社会の問題は組織にとって
関心事とならざるをえず、
あらゆる組織が、
それら社会の問題の解決に
貢献しなければならないとする。
企業は、
社会にとって有用かつ生産的な
仕事をしていると見なされる限りにおいて、
その存在と活動を許されているにすぎない。
ドラッカーは次のとおり明言する。
「社会性にかかわる目標が必要となるのは、
マネジメントが社会に対して
責任を負うからではない。
企業に対して責任を負うからである。」
(『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅲ組織を動かす 6公益をもって自らの利益となす)
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