■人々の認識の変化を捉える(2)■~認識の変化はすでに事実~

 おはようございます。


未明の高知は曇り空、

今の冷え込みは一息ですが、

日中は腫れても気温が上がらない様で、

寒い一日となりそうです。


高知も山間部では雪が降りそうです。

暖かくしてお出かけください。


木曜日、今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬

~『イノベーションと企業家精神』から


ドラッカーは、

健康に関しての認識の変化は、

加齢、慢性病への恐怖というだけのものだが、

この認識の変化がビジネスを起こす、

とした。



そして、ついこの間まで、

小さな医療の進歩でさえ

大いなる前進とされていたが今日では、

大きな進歩でさえ、

さして驚かれず、

むしろ進歩の遅さへの

いらだちがうかがえる、

と続ける。



さらに、

健康に関する書籍が次々に発刊され、

テレビでは朝昼晩と健康番組が放送され、

ジムは花盛り、

ついにサプリメントメーカーの企業家が

長者番付に名を連ねるという状況となったとする。



上田さんは、

こうして人々の変化が

イノベーションの機会となるとする。



ドラッカーは次のとおり言明する。





「学者が、認識の変化を説明できるかどうかは関係ない。


 認識の変化はすでに事実である。


 多くの場合、定量化はできない。


 だがそれは、理解できないものでも


 知覚できないものでもない。」



(『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅲ組織を動かす 5 イノベーションの機会をいかに捉えるか)


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