■株主の利益のみを最大化すべきか(2)■~シェアホルダー説の登場~
おはようございます。
未明の高知、
雲が多い空ですが、
日中は晴れて暖かくなりそうです。
金曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
~『ポスト資本主義社会』から
ドラッカーは、
かつてマネジメントとは、
ステークホルダー、
すなわち多様な当事者間における
均衡ある利の実現を図るものとした。
上田さんは、
それがステークホルダー説だったが、
実はこの認識が正しかったとする。
問題は、
マネジメントがあまりに
下手なことにあったため
株価は低迷し、
乗っ取りが頻発したのだ。
そこで、会社は株主のために働け、
とするシェアホルダー説が登場したが、
ドラツカーは、
シェアホルダー説なるものが
成立したことは一度もないという。
「投資家を儲けさせることに
意欲をかきたてられる技術者はいない。」
(『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅲ組織を動かす 6公益をもって自らの利益となす)
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