■公益をもって自らの利益とせよ(1)■~私人の悪徳が公益となる~

 おはようございます。


今朝の高知も薄曇りの空です。


未明の寒さは厳しくないです。

日中も晴れて、10度は超えそうです。


過ごし易い一日になりそうです。


水曜日、今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬

~『現代の経営』から


ドラッカーは、

企業とは、

社会における富の創出機関であり、

生産機関であるとした。



そして社会のリーダー的存在としての

マネジメントの責任とは、

公益をもって企業の利益にすることであり、

私益を公益に従属させることでは

十分ではないとする。



上田さんは、

まさに公益を私益とすることによって、

両者の調和を実現させなければならないが、

250年前、英国の著述家マンデヴィルは、

商業時代の精神を、

あの有名な言葉「私人の悪徳が公益となる」

によって要約したとする。





「利己心は無意識的かつ自動的に


 公共の利益になるとした。


 今も経済学は結論に達することなく、


 この問題を論じ続けている。」


(『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅲ組織を動かす 6公益をもって自らの利益となす)


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