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■「生来のマネジャー」像■~士気を高める責任~

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おはようございます。 東の青空が茜に染まり始めた 快晴の高知の朝です。 朝は少し冷え込んでますが、 日中は風も少なく 暖かい一日になりそうです。 火曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ クレイムズは、 かつては経営トップの下には、 おおぜいの半熟練工や 非熟練工がいるだけだったが、 デュポンが一線級の人材を 自社につなぎとめておくために、 中間管理者のポストを設けたのだ、 とした。 そして、 ドラッカーが描いた 「生来のマネジャー」像は、 以下のようなものである、 と続ける。 生来のマネジャーは、 各人をどこに配置すれば 最大限の貢献を 引き出せるかを心得ており、 採用や解雇といった仕事にも 冷静に対処するほか、 その時々で多くても ふたつの優先事項を決めて、 それに力を注ぐ。 さらに次のとおり続ける。 「厄介な問いを投げかけたり、  難しい判断を下したりすることができ、  とりわけ難局でその真価を発揮する。  好ましい気質を培い  人材の士気を高めるのが自分の責任だと、  肝に銘じている。」 (『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第5章生来のマネジャーと中間管理者)

■マネジャーの需要■~中間管理者のポスト~

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おはようございます。 夜明け間近の高知、 東の空が茜に染まり始めています。 寒さも日中は収まり、 明日はもっと暖かくなりそうです。 春近しです。 月曜日、今週もよろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ クレイムズは、 ドラッカーは、 生来のマネジャー、 つまり、これといって 訓練を受けなくても 高いマネジメント手腕を 発揮する人々について、 じっくり考えをめぐらせ、 多くの時間を費やして語った、 とする。 そして1870年代以前には、 大企業は存在しなかったため、 マネジャーが大勢いる必要はなかったが、 やがて企業の数が増えたため、 マネジャーの需要もはね上がったのだ、 と続ける。 クレイムズは、 ドラッカーの初期の作品は、 GEやヒューレット・パッカードなどの 著名経営者に影響を与えたが、 中間管理者が登場したのは、 かなり最近になってからである、 とする。 「かつては、  経営トップの下には、  おおぜいの半熟練工や  非熟練工がいるだけだった。  やがてピエール・S・デュポン(1870―1954年)が、  一線級の人材を自社につなぎとめておくために、  中間管理者のポストを設けたのだ。」 (『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第5章生来のマネジャーと中間管理者)

■「何が正しいか」を考える■~士気を高めるのが責任~

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 おはようございます。 高知の朝は晴れです。 朝は少し冷え込みました。 日中もあまり 暖かくはならないようですね。 明日からは徐々に晴れて気温上昇、 花粉も大量飛散が始まりそうです。 グスっ。。。 日曜日、良い休日をお過ごしください。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ クレイムズは、 ドラッカーが残した 優れたマネジメントに関する 多くの記述の要点を紹介する。 ●生来のマネジャーは、 好ましい気風を培い、 人々の士気を高めるのが 自分の責任だと、 肝に銘じている。 敏腕マネジャーは、 「誰が正しいか」 などということにはこだわらず、 「何が正しいか」 を考えて実行するのだ。 「こうしてリーダーとしての模範を示すのだ。  このような考え方を理念として掲げ、  会社のすみずみに  行きわたらせなくてはいけない。」 (『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第5章生来のマネジャーと中間管理者)

■海が荒れ模様なら■~舵をとって針路を定める~

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おはようございます。 未明の高知、 まだ雲が残ってます。 これから晴れて、 しばらく好天が続きそうですね。 土曜日、良い週末をお過ごしください。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ クレイムズは、 ドラッカーが残した 優れたマネジメントに関する 多くの記述の要点を紹介する。 ●生来のマネジャーは、 「危険が迫っているなら、 会議などしている場合ではない」 と知っている。 「海が荒れ模様なら、  生来のマネジャーは  「どうしたらいいか」などと  延々と話し合うのではなく、  みずから舵をとって針路を適切に定め、  すべての乗組員に正しい方向を目指させる。」 (『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第5章生来のマネジャーと中間管理者)

■正しい問いかけをする■~成果をあげるのが狙い~

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おはようございます。 しっかりとした雨が降る高知の朝です。 ロシアのウクライナ侵攻が始まって1年、 現代社会で起きることとは 想像できない状況が続いている。 毎日のニュースも日常となっているが、 現実として目を離してはならない。 一日でも早く戦争が止むことを祈る。 金曜日、良い休日をお過ごしください。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ クレイムズは、 優れたマネジメントとは 何かをめぐり ドラッカーが残した 多くの記述の要点を 紹介する。 ●生来のマネジャーは、 正しい答えを見つけるよりも、 正しい問いかけをするほうが 大切だと心得ている。 これもまたドラッカーの金言であり、 的外れな問いに正しい答えを見つけても、 まったく役に立たないどころか、 場合によっては有害ですらある、 というものである。 さらに次のとおり続ける。 「しかも、正しい答えを見つけても、  それだけでは決して十分ではない。  それよりも重要で難しいのは、  あらかじめ決めたとおりに行動して  成果をあげることだ。  マネジメントとは、  知識のための知識を扱うのではなく、  あくまでも成果をあげるのが狙いなのだから」 (『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第5章生来のマネジャーと中間管理者)

■生来のマネジャーに共通の特徴■~会社への最大限の貢献~

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 おはようございます。 小雨の降る高知の朝です。 今日から明日にかけ降ったりやんだり、 肌寒い休日になりそうです。 木曜日、良い一日をお過ごしください。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 マネジャーは優先課題を 多くても二つまでに絞るべきだ、 とした。 そしてドラッカーは、 生来のマネジャーとは どのような特徴を 備えた人々かについて、 明快な考えを持っていた、 と続ける。 さらにクレイムズとの インタビューでドラッカーは、 すでに挙げた三点について語っていたが、 この他にも、 優れたマネジメントとは何かをめぐり 多くの記述を残しているので、 以下に、その要点を 紹介しておきたいとする。 ●生来のマネジャーは、 自分にもまわりの人々にも、 「どうすればわたしは会社に最大限の貢献ができるだろうか」 と絶えず問いかける。 この点についてドラッカーは、 次のとおり述べている。 「優れた経営幹部は、  上司、部下、そして何より他部門の同僚たちに、  折に触れて  『あなたが会社に貢献するためには、  わたしは何をすべきでしょう』  と尋ねる」 (『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第5章生来のマネジャーと中間管理者)

■優先順位を決める■~優先課題はふたつまで~

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 おはようございます。 高知の朝、 雲は少なそうですが。 冷え込んでます。 昨日は風が強い一日で 寒さもひとしおでしたが、 今日はなんとか二桁に届きそうですね。 にゃんにゃんにゃんの2月22日、 今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ クレイムズは、 生来のマネジャーをめぐる ドラッカーの考えを 詳しく見ていこうとした。 その三、 「優先順位を決めるのもお手のものですよ」 クレイムズは、 言うまでもなく、 この資質はこれまでにないほど 重要になってきているが、 マネジャーや専門職のなかには、 週に6日一日に14時間も働いているのに、 ほとんど成果をあげずにいる人々が、 数え切れないほどいる、 とする。 そして、 着実に結果を残してきた人材を 昇進させなくてはいけない、 と続ける。 ドラッカーは、 マネジャーは優先課題を多くても ふたつまでに絞るべきだ、 と考えていたが、 それは三つ以上のことがらを 同時にこなすのは、 どれだけ器用な人でも できない芸当だからだ、 とした。 「一度にひとつの課題に取り組み、  ふたつの優先事項を片づけたら、  その時点では以前に決めた優先順位は  無意味になっているだろうから、  新たに優先順位をつけなおすべきだ、  とも指摘していた。」 (『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第5章生来のマネジャーと中間管理者)