■意見の対立が必要■~全員一致の意見は否決~
ドラッカーは、意思決定について、まず何についての意思決定か
についての認識を確認する必要があるとした。
そして、次に意思決定には意見の対立が必須条件であり、
対立意見のないときには決定を行ってはいけないとする。
その対立意見が必要な理由を次のとおり説明する。
①不完全であったり、まちがったりしている意見が独り歩きしないよう牽制ができる。
②採用した決定が間違っていた時の代案となる。
③より良い意見の為の想像力を引き出せる。
実例として、GMのアルフレッド・P・スローン・ジュニアの会議での発言を取り上げている。
『「それでは、この決定については全員の意見が一致していると考えてよいか」
と聞き、全員がうなずくと、
「では、意見の対立を生み出し、問題の意味について理解を深めるための時間が
必要と思われるので、次回また検討することにしたい」と言ったという。』
~P.F.ドラッカー「マネジメント」
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