■コミュニケーションは期待である。■
ドラッカーは、コミュニケーションの持つ4っつの原則を理解すべきとした。
【知覚である】【期待である】【要求である】【情報ではない】
コミュニケーションは”知覚である”とした。
次に、”期待である”。
人の知覚はそれぞれ異なる。そして人は期待しているものだけを知覚するとする。
数年の付き合いのあるカップル、そろそろプロポーズの時期ではないかと女性は内心思っている。
ある日男性から折り入って話があると連絡があった。
“期待しているもの”はプロポーズであるが、期待に反し、借金の申し込みであった。
”期待していないもの”であった。
女性にとって男性の話は”期待していないもの”であり、受けつけられず、見えもしなければ、聞こえもしない。
そして女性は無視する。コミュニケーションの失敗である。
借金がテーマであるにも拘らず、女性はまちがって期待することとなった。
男性はそのことを理解しており、プロポーズではないこと警告しておくことができた。
期待に反しているかもしれないことをまちがいなく伝えること、つまり連続した心理状態を断ち切るショックが必要であった。
「受け手が期待しているものを知ることなく、コミュニケーションを行うことはできない。
期待するものを知って、初めてその期待を利用することができる。
あるいはまた、受け手の期待を破壊し、予期せぬことが起こりつつあることを
強引に認めさせるためのショックの必要を知ることができる。」
~P.F.ドラッカー「マネジメント」
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