■生産性の向上【自らの強み】■~特有の限界をわきまえる~













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ドラッカーは、企業の持つ第三の機能”生産性の向上”には、
重大な影響を与える要因がいくつかあるとする。

その5つ目【自らの強み】


企業とそのマネジメントは、特有の強みを持ち、その強みを
生かして成果を上げる。

しかし、その強みにも限界がある。できる範囲がある。

例え成功しそうな事業であっても、その限界を超えて、
多くの事業にチャレンジしようとすると、
他の事業に対しても影響を与えることとなり、
トータルな生産性が下がることとなる。

企業とマネジメントは、自らの強みを理解すると共に合せて、
特有の限界についても把握する必要があるんですね。


「いかなるマネジメントといえども万能ではない。

 収益が見込める事業すべてに進出すべきであるとはかぎらない。

 いかなるマネジメントにも能力と限界がある。

 したがって、それぞれの企業とそのマネジメントに特有の能力を活用し、

 特有の限界をわきまえることも、生産性を左右する。」


~「マネジメント」
















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