■スマホが生み出したもの■~潜在的欲求を有効需要に変える。~






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ドラッカーは企業にとって利益は目的ではなく条件であるとした。

では企業の目的とは何か?

これこそがドラッカーの企業論の真髄”顧客の創造”である。

社会が求めているもの、その欲求を満足させる手段を企業は提供する。

米しか食べない町でパン屋は流行らない。

米を食べていれば空腹は満たされ、パンを食べる必要はない。

しかし調理せずに手軽に美味しく食べられるという、
パン食文化が根付けば、米と共に有効需要が生まれる。

スマートフォンは様々な機能を持っており、そのおかげで
様々な欲求が満たされることになった。
しかしそもそもこの欲求は存在しなかったものだ。
顧客がスマートフォンを手にして初めて満足が生まれ、
欲求がうまれたのだ。

それまで潜在していた欲求を、有効需要に変えて、
顧客と市場を誕生させたこととなるんですね。

「企業の目的の定義は1つしかない。

 それは、顧客を創造することである。

 市場をつくるのは、神や自然や経済的な力ではなく企業である。」



~「マネジメント」












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