ドラッカーは、マネジメントの役割として3点を指摘した。
そしてさらに、時間という要素が、マネジメントの役割として扱うべき
大事なものであるとする。
マネジメントは、常に現在と未来、短期と長期を見ていかなければならない。
企業が健全に持続するという長期的な意義を犠牲にして、
短期的な目先の利益を手にすることに価値はない。
また逆に、長期的な未来の大きな利益を手にしようとして、
今危機を招くことは無責任である。
どういう明日がくるのかは分らない。
なので、今日の活動が、何らかの形で明日に影響を与えるということを
考慮しておく必要がある。
しかし大事なことは、今日の続きにしか明日は来ない。
今日の活動をしっかり行うことが、将来のしっかりした活動に結びつくんですね。
「はっきりしていることは、未来は現在とは違うということだけである。
未来は断絶の向こう側にある。
だが未来は、それが現在といかに違ったものになるとしても、
現在からしか到達できない。
未知への跳躍を大きくしようとするほど、
基礎をしっかりさせなければならない。」
~「マネジメント」
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