利益の持つ4っつの経済的機能、その一つ目”成果の判定基準”。
企業の活動結果としての製品やサービスは、顧客が手にとり、
購入されることにより、価格・金銭に交換される。
製品は顧客が満足しない限り”企業の一方的な成果物”でしかなく、
そこには企業内部のコストが存在するだけである。
成果物は顧客が満足して初めて”販売”することができ、その販売額の中から
利益を得られることとなる。
つまり、利益を得ているということは、顧客が製品に満足しているという
ひとつの判定結果なんですね。
「利益は企業や事業の目的ではなく、条件である。
利益は、事業における意思決定の理由や原因や根拠ではなく、
妥当性の尺度である。」
~「現代の経営」
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