マネジメントの疑うべきパラダイム。
▲技術と市場とニーズはワンセットである。▲
そして、ニーズを充足させるための手段は、何でもありうる。
ニュースといえば新聞に始まり、ラジオ、テレビと広がり、いまでは、インター・ネットがある。
ドラッカーは”基本的な資源は情報である。”とする。
情報は稀少性の原理ではなく潤沢性の原理に従う。
つまり、発行部数の少ない本や、レコードなどは希少価値がでるが、
情報は、なくなることはなく、むしろ大勢が持つほど価値が上がるということ。
このことの意味は、経済理論そのものの再構築を必要とするほどに大きい。
情報の使い道は一つではなく、使い道のほうも、特定の情報にこだわらない。
情報に関する目的と手段も相互に依存しきることはないのだ。
ドラッカーは、特定の産業だけのための知識はなく、あらゆる知識が、あらゆる産業にとって重要だとした上で
次のとおり指摘する。
「またいかなる財やサービスといえども使い道は一つではなく、
逆にいかなる使い道も、いかなる財やサービスに
縛られるものではないことを前提としなければならない。」
~「マネジメント」
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