■スマホによる効能を買う。■~マーケティングとイノベーションだけ~
スマートフォンがもたらす満足は、ITやネットワークのテクノロジーによって
そのサービスが開発されるまでその欲求は存在しなかった。
潜在需要を顕在需要とした好例だろう。
顧客が、SOFTBANKやDOCOMO、AUをスマホ企業として受け入れ、
そして支払いの意志を持ち、財布からお金を出して購入する。
顧客が自ら経済資源を富に、モノを財貨に変えているのだ。
しかし、顧客が価値を認め購入しているものは、iPhoneやアンドロイドや
電話機・端末機器そのものではない。
顧客は、スマホがもたらす手軽さ便利さなど、まさしくその賢さ(スマート)
を購入しているのである。
スマホは、ITやネットワークテクノロジーによるイノベーションと、
リサーチ、プロモーションなどのマーケティングによって可能となった。
イノベーションとマーケティングによって顧客を創造した。
「企業の目的は、顧客の創造である。
したがって、企業は二つの、そして二つだけの基本的な機能を持つ。
それがマーケティングとイノベーションである。
マーケティングとイノベーションだけが成果をもたらす。」
~「マネジメント」
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