■企業の持つ第三の機能■~資源の生産的活用~









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ドラッカーは、企業が、顧客の創造という目的を達するために持つ機能は、
マーケティングとイノベーションとした。
そして、さらに企業はその目的を達成するために、富を生むべき資源を
生産的に使用する必要があるとする。

企業が持つべき第三の機能、資源の有効活用すなわち”生産性の向上”である。


この”生産性の向上”には、直接的なコスト以外に重大な影響を受けるいくつかの要因がある。


◆知識
◆時間
◆製品の組み合わせ(プロダクト・ミックス)
◆プロセスの組み合わせ(プロセス・ミックス)
◆自らの強み
◆組織構造の適切さ、および活動間のバランス

明日以降順次解説していきます。


「必要とされているものは、労働だけが唯一の生産要素であるとする

生産性のコンセプトではない。

成果に結びつくあらゆる活動を含む生産性のコンセプトである。

さらにいうならば、そのようなコンセプトさえ、

目に見える直接的なコストとして測定できるものに限定していたのでは

正しいとはいえない。」


~「マネジメント」












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