■では、戦略計画とは何か。■~何を止めるか~


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ドラッカーは、”戦略計画”の必要性を理解する上で知るべきこと、
似非”戦略計画”を示した。

では、あるべき戦略計画とは何か?

ドラッカーは、戦略計画とは次の連続したプロセスであるとする。

【意思決定を行う。】
【活動を体系的に組織する。】
【成果を比較測定する。】



まづ最初のプロセス。
【リスクを伴う起業家的な意思決定を行う。】

 まず、企業が行っているあらゆる活動や製品が、
今でも有効であるかどうかを問う。

その結果が有効でなければ、それを一日も早く止め、
新しい何かを、いつ行わなければならないかを決める
必要がある。

今行っている活動を中断するという、
この意思決定にはリスクが伴う。

できれば行いたくない意思決定であるが、
このままでは、未来のニーズを満たし続けることはできない。

マネジメントの行う意思決定は、妥当な可能性を考慮に入れつつ
責任を持って行う必要がある。

現実的な可能性を考慮せずに行われると、でたらめな結果しか生まれない。


「リスクを伴う意思決定を行いたいか、行いたくないかは問題ではない。

 マネジメントは、その責務からして必ず意思決定を行う。

 違いは、責任を持って行うか、無責任に行うかだけである。」



~「マネジメント」








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