■目標設定のバランス■~金があっても人がいない。~
ドラッカーは、企業はその使命や目的を達成するためには、
目標を設定する必要があり、同時に企業は、自らが
存続するのために必要な利益を上げなければならないとした。
しかし企業が持つ資源、つまり”人モノかね”そして時間、
これらには自ずと限界がある。
そのため、目標設定には次の三種類のバランスを取る必要があるとする。
【利益と目標のバランス】
目標に費やす資源量とそこから生まれる利益
【短期目標と長期目標のバランス】
すぐにやるべきことと将来やるべきこと
【他の目標とのトレードオフ関係】
複数の目標のなかで、まずやるべきこと、当面やらなくてもいいこと
「何もかもできる組織はない。
金があっても人がいない。
優先順位が必要である。
あらゆることを少しずつ手がけることは最悪である。
いかなる成果もあげられない。
まちがった優先順位でも、ないよりはましである。」
~「マネジメント」
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