企業は自らの目的と使命を定義する上で、”顧客”を理解することが重要である。
そして、顧客は消費者だけではないことが明らかにされた。
続いて知るべきことは”顧客はどこにいるか”と”顧客は何を買うか”である。
次のようなことでしょうか。
ショッピングモールの顧客は、地元の住民ではなく、自家用車を持つ広域の住民である。
また、”竹炭”を購入する人は、燃料としてではなく、浄水剤や消臭剤として購入している。
「1930年代の大恐慌のころ、修理工からスタートしてキャデラック事業部の
経営を任されるにいたったドイツ生まれのニコラス・ドレイシュタットは、
『われわれの競争相手はダイヤモンドやミンクのコートだ。顧客が購入するのは、
輸送手段ではなくステータスだ』と言った。
この答えが破産寸前のキャデラックを救った。」
~「マネジメント」
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