■利益とは、企業存続の条件■~”利益の極大化”は無意味な常套語~
企業はその使命や目的を達成するために、マーケティングや
イノベーション、生産性、経営資源、生産性等についての
目標設定が必要だ。
そして、それらの目標達成には大きなリスクと費用を必要とする。
ここで、”利益”の必要性が浮上する。
利益はこの”費用とリスク”をカバーするために必要と
なってくる。
目標を実現するうえで必要な利益をあげている企業が、
その経営の持続が可能なのだ。
そして、その利益にも計画が必要である。
ドラッカーはその計画は、”利益の極大化”についてではなく、
”利益の必要額”についての計画でなければならないとする。
目標を実現するうえで必要な利益についての計画だ。
しかし、その必要額は、極大額をも大きく上回ることを知らなければならいとする。
「利益とは、企業存続の条件である。
利益とは、未来の費用、事業を続けるための費用である。」
~「マネジメント」
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