企業は自らの目的と使命を定義する際に、「われわれの事業は何になるか」と
問うことが重要とした。
これは予測される変化に適応するための問いであり、その狙いは、現在の事業を
修正し、延長し、発展させることであるとする。
さらに、現在提供している商品やサービスで”消費者が満たされていないことはなにか”
を問わなければならないとする。
新奇さや、奇抜さだけの一時的な流行りなのか、本来の満足を提供しているのか、
満足できていないところはどこなのか、などを明らかにしなければ、
流行りの終息と同時に商品の命も尽きてしまうんですね。
「消費者の欲求のうち、
『今日の財やサービスで満たされていない欲求は何か』を問わなければならない。
この問いを発し、かつ正しく答える能力を持つことが、
波に乗るだけの企業と成長企業との差になる。
波に乗っているだけの企業は、波とともに衰退する。」
~「マネジメント」
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