■利益に寄与するもの■~成果の90%は10%の原因から生まれる。~
おはようございます。 曇り空の川崎の朝です。 朝から湿度が高い、今日も一日暑そうだ。 7月の東京の平均気温は31度、これは平均より3度程高い。 8月もこの調子、慣れなければ。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、事業の分析は、第1章「企業の現実」に関する仮説からスタートするとした。 おさらい ●利益とコストの流れは異なる。 利益は、必要なコストを賄うことになるが、逆にコストは必ずしも利益にはならない。 コストは単純には可視化できないので、意識しない限り無意味な活動、無益な多忙に向かう。 ●成果の90%は10%の原因から生まれる。 社会的事象の一般原則と同様に、全体の一割の商品や、営業マンが全体の9割の売り上げをあげている。 ●利益は売上げに比例し、わずかな種類の製品や市場や顧客にから生じる。 利益は売上に比例するが、その売り上げは全体の一割の市場や顧客から得られる。 ●コストは作業量に比例し、あまり利益を生まない90%の作業量から生じる。 コストは、作業量に比例する。そして全体のコストは、利益を生まない全体の9割の作業から生じる。 「企業の行う活動の10%が成果の90%を占め、 90%の活動は成果の10%しか占めていない。」 ~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(第3章 利益、資源、見通し)