■渉外のための機関■~株主が唯一ではない。~

おはようございます。

雲の多い川崎の朝です。

段々快復模様ですね。

今日は、23年前まで2年間赴任した
静岡に遊びに行ってきます。

20年も経てば随分変わってるんでしょうね。

地酒、魚、おでん楽しみです。

三連休をお楽しみ下さい。

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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬




機能する取締役会が必要とされる、
三つの理由

その3点目。

▲渉外のための機関が必要である。

企業は諸々のステークホルダーと
直接接触しなければならない。

ステークホルダーは様々で、
従業員のほかに、株主、地域社会、消費者、
取引先、流通チャネルなどがある。
これらのすべてが、
企業の現状、問題、方針、計画を
知らなければならない。

誤りは、特定団体の利害当事者が、
企業の運営に携わる場合に発生する。

彼らは自分たちだけが
企業のステークホルダーと決め込み、
自ら所属する団体の利益にのみ
興味を持ってしまうようになることだ。




「ドイツの労働組合やアメリカの消費者運動は、

 企業の利害当事者として、

 彼ら自身を取締役会に加えるよう要求する。

 その要求には一理ある。

 彼らがまちがっているのは、

 自分たちだけが唯一の利害当事者であると

  信じている点だけである。

 彼らは数多くの利害当事者の一つにすぎない。」

~P.F.ドラッカー「マネジメント」

(第8章 トップマネジメント 39 取締役会)










































































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