■市場による統合■~有効な戦略が前提~

おはようございます。
今日も朝から雨の川崎です。

台風が列島に接近中で、
九州沖から沿岸を北上中ですね。

十分お気を付け下さい。


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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬



ドラッカーは、
多角化を調和させ、
一体性を保つための方法は
二つしかないとした。

その1【共通の市場】
◆これまで対象としてきた市場に、
多角化した異なるなる事業や技術を
投入すること。

しかし、ここにも二点の注意点がある。

▲市場を決めるのは、
生産者ではなく顧客である。

企業が、すでに対象としてきた
熟知した市場に向けて
新しい活動を行う際には、
顧客がその新しい活動を
市場の一部と
見なさなければならない。

技術や流通チャネルを
持っていたとしても
顧客が認めなければ
多角化は失敗に終わる。

例えば、電子機器メーカが
高い技術力や量販店チャネルを持っていて、
新たに調理器具にチャレンジしたとしても、
顧客である主婦に、この商品、メーカーが
台所に配慮していることが認められなければ
市場は作れない。

▲多角化が成功するのは
戦略が有効な場合に限られる。

企業が新しい事業を始めるに当たっては、
企業全体のなかで、
個々の事業が果たすべき役割が明らかで、
適切な資源配分や実行可能なアクションプランなど
有効な戦略があることが前提となる。



「多角化が成功するのは

 戦略が有効な場合に限られることである。

 自らの事業に含めるものを

  明らかにするものが戦略である。」


~P.F.ドラッカー「マネジメント」

(第9章 マネジメントの戦略 41 多角化のマネジメント)






















































































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