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6月, 2018の投稿を表示しています

■強みを生かす■~人を失格させる唯一の弱み~

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おはようございます。 梅雨明けの夏空、快晴の川崎の朝です。 いきなり猛暑の週末、 熱中症にご注意を。 アルコールは水分補給になりませんよ。 くれぐれも注意します。 健康に注意して、元気な休日をお過ごし下さい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ 今日から第4章、 ドラッカーは、 重要なことは成果をあげる能力を磨くことであり、 強みを中心に人事を行い、 その強みの発揮を求めることだとする。 そして、 弱みの上に何かを築くことはできない、 と続ける。 ドラッカーは、 人事の原則は、人の強みを発揮させ、 弱みを意昧のないものにさせることである、 とする。 しかし、、 「この原則には一つだけ例外がある。  真摯さはそれ自体では何も生まない。  しかし、それがなければ他のあらゆるものを破壊する。  真摯さに関わる欠陥は、  人を失格させる唯一の弱みである。」 ~P.F.ドラッカー「プロフェショナルの原点」 (第4章 強みを生かす)

■会議を生産的なものにする■~そもそも目的は何か。~

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おはようございます。 既にまぶしい日が射す川崎の朝です。 東京地方は今年一番の暑さ、熱中症にご注意を! 今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 会議の生産性をあげるには自制が必要で、 目的を決め、守らなければならない、 とした。 そして、成果をあげるには、 会議から何を得るべきかを知り、 何を目的とすべきかを知らなければならない、 とする。 なぜこの会議を開くのか、 決定するためか、 情報を与えるためか、 確認するためか、 を問う必要がある。 ●とるべき行動   生産的でない会議をなくす。   出席者の多い会議、時間のかかる会議をなくす。 ●身につけるぺき姿勢   会議の結論は必ず実行する。 「会議の司会役を務めつつ  重要な発言に耳を傾けることはできる。  あるいは、検討に参加して発言することもできる。  しかし、この両方を同時に行うことはできない。  このことは明白であるにもかかわらず、  大体において無視されている。」 ~P.F.ドラッカー「プロフェショナルの原点」 (第3章 いかなる貢献ができるか)

■会議の目的を守る■~生産性をあげるには自制が必要~

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おはようございます。 薄曇り、湿気充満、 蒸し暑い川崎の朝です。 東京地方、今日は一日スッキリとしない空模様、 にわか雨も。 今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 自らの目標を低く設定する者や、 仕事ぶりが基準に達しない者を ポストにとどめておいてはならない、 とした。 そして、会議の成果をあげるには、 目的を明らかにしなければならない、 とする。 会議は、その目的が違えば、 そのための準備も次のとおり違ってくる。 ・公式見解、プレスリリースの作成 →事前に草案を用意する。 ・組織改革などの発表文の作成 →発言は発表文の作成に必要なものに絞る。 ・一人による報告 →発言はその報告に関するものに絞る。 ・数人あるいは全員による報告 →発言はそれらの報告に関するものに絞り、  要約をあらかじめ配布しておき、  一人当たり15分以内に制限してもよい。 ・会議主催者への報告 →会議主催者は発言を質問にとどめ、、  まとめは行ってよいが意見は言わない。 ・主催者への面会 →この種の会議に生産性はない。  これを主催させられることは地位に伴う負担であり、  極力減らすべきものである。 ドラッカーは、会議には、成果をあげる会議と 成果をあげない会議のどちらかしかないことを 知らなければならないとする。 ●とるべき行動   あらゆる会議について目的を明確にする。 ●身につけるぺき姿勢   会議の目的に応じて準備、進行、フォローアップを行う。 「会議の生産性をあげるには自制を必要とする。  目的を決め、守らなければならない。  別の問題を持ち出してはならない。  総括して閉会する。」 ~P.F.ドラッカー「プロフェショナルの原点」 (第3章 いかなる貢献ができるか)

■貢献を人材開発のベースとする■~追求すべきは卓越性~

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おはようございます。 青空に、ところどころ黒い雲が浮かぶ川崎の朝です。 北日本、日本海側では強い雨の予報、 沖縄、奄美は梅雨明け。 東京地方は今日も猛暑、 熱中症にご注意を。 良い一日をお過ごし下さい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 なすべき貢献を考えることによって、 横のコミュニケーションが可能となり、 チームワークが可能となる、 とした。 そして、貢献に集中して取り組むならば、 部下、同僚、上司に関係なく、 他の人の自己啓発を触発することになる、 と続ける。 人は多くの領域で卓越することはできないが、 成功するには、多くの領域で並み以上で なければならない。 ドラッカーは、 いくつかの領域で有能であり、 一つの領域で卓越しなければならない、 とする。 ●とるべき行動   部下に対して組織全体への貢献を要求する。   そうすることによって成長の機会と手段を与える。 ●身につけるぺき姿勢   貢献への責任をあらゆる人材開発のベースとしていく。 「平凡な仕事に対しては、  ほめることはもちろん、  許すこともあってはならない。  自らの目標を低く設定する者や、  仕事ぶりが基準に達しない者を  ポストにとどめておいてはならない。」 ~P.F.ドラッカー「プロフェショナルの原点」 (第3章 いかなる貢献ができるか)

■貢献を自己啓発のベースとする■~誇れるものを成し遂げる。~

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おはようございます。 薄い雲の合間から、明るい日が射す、 川崎の朝です。 昨日は猛暑、今日も暑い一日が続きます。 梅雨は終わっちゃうんでしょうかね。 今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 なすべき貢献を考えることによって、 横のコミュニケーションが可能となり、 チームワークが可能となる、 とした。 そして、自らのいかなる強みを仕事に適用するか、 と問う。 自らの貢献を問うことは、 いかなる自己啓発が必要か、 いかなる知識とスキルを身につけるか、 いかなる強みを仕事に適用するか、 いかなる基準をもって自らの基準とするかを 考えることにつながる。 ●とるべき行動   組織全体に貢献をなすには、さらにいかなる知識とスキルを身につけるべきか?   自己啓発プランを作成し実行する。 ●身につけるぺき姿勢   貢献への責任をあらゆる自己啓発のベースとしていく。 「人が働くのは、精神的、心理的に  必要だからだけではない。  人は何かを、しかもかなり多くの何かを  成し遂げることを欲する。  自らの得意なことで何かを成し遂げることを欲する。  したがって、働く意欲のベースとなるものが能力である。」 ~P.F.ドラッカー「プロフェショナルの原点」 (第3章 いかなる貢献ができるか)

■貢献をチームワークのベースとする■~ともに働く人たちの仕事ぶり~

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おはようございます。 薄い雲のあいまから、まぶしい日が射す、 川崎の朝です。 ワールドカップでセネガルとドロー、 2回点差に追いつくという粘り強い試合、 一先ずあと一戦、この流れで頑張れ! 寝不足の月曜日、今日は梅雨の晴れ間、 暑くなりそうです。 水分補給にお気を付け下さい。 今週もよろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 コミュニケーションは、 下方への関係において行われるかぎり、 事実上不可能である、 とした。 そして、なすべき貢献を考えることによって、 横のコミュニケーションが可能となり、 チームワークが可能となる、 と続ける。 知識組織においては、成果をあげる仕事は、 多様な知識と技能をもつ人たちからなる チームによって行われるため、 自らの生み出すものが全体の成果に結びつくには、 誰に利用してもらわなければならないかとの 問いが重要となる。    したがって、トップは、自らの優先順位を 部下に知ってもらわなければならない。 ドラッカーは、トップが何を考えているかが わからなくなったとき、組織は転落するため、 自らが力を入れていることを知ってもらい、 部下たちが力を入れていることを知らなければならない、 とする。 ●とるべき行動   貢献本位に仕事をしているか?    そこからいかなるチームワークを生んでいるか? ●身につけるぺき姿勢   貢献への責任をあらゆるチームワークのベースとしていく。 「成果をあげる秘訣は、  ともに働く人たち、  自らの仕事に不可欠な人たちを理解し、  その強み、仕事のやり方、価値観を  活かすことである。  仕事は、仕事の論理だけでなく、  ともに働く人たちの仕事ぶりに  依存するからである。」 ~P.F.ドラッカー「プロフェショナルの原点」 (第3章 いかなる貢献ができるか)

■貢献をコミュニケーションのベースとする■~受け手の期待を知る~

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おはようございます。 薄曇り、肌寒い川崎の朝です。 段々と回復、穏やかな一日になりそうです。 良い休日をお過ごし下さい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 顔を上げることによって、 ほとんど無意識に、 他の人が何を必要とし、 何を見、何を理解しているかを 知ることができるとした。 そして、コミュニケーションは、 下方への関係において行われるかぎり、 事実上不可能である、 と続ける。 上司が部下に対して何かを言おうと努力するほど、 部下が聞き違う危険は大きくなり、 部下は、上司が言うことではなく、 自分が聞きたいことを聞き取る。 上司は部下に対して、 いかなる貢献を要求すべきか、 期待すべきことは何か、 知識や能力を最もよく活用できる道は何か、 を聞くことにより初めて コミュニケーションが可能となり、 容易となる。 ●とるべき行動   部下にいかなる貢献を求めているか?   そこから、いかなるコミュニケーションを生んでいるか? ●身につけるぺき姿勢   貢献に対する責任をあらゆるコミュニケーションのベースとする。 「受け手が期待しているものを知らなくて、  コミュニケーションを行うことはできない。  期待を知って、初めてその期待を利用することができる。  あるいは、受け手の期待を破壊し、  予期せぬことが起こりつつあることを  強引に認めさせるためのショックの必要を知る。」 ~P.F.ドラッカー「プロフェショナルの原点」 (第3章 いかなる貢献ができるか)

■いかなる貢献ができるか■~貧しい関係のとりつくろい~

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おはようございます。 曇り空の川崎の朝です。 梅雨前線の影響で、西日本から雨域が北上中、 東京地方も夜には雨。 昨日の暑さから今日は肌寒い一日、 急激な気温変化、体調にお気を付け下さい。 今日は沖縄慰霊の日 犠牲になられた多くの方々の鎮魂と、 平和への思いを心に刻む一日したい。 良い週末をお過ごし下さい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 組織において、 コミュニケーションは手段ではなく、 組織のあり方そのものである、 とした。 そして、貢献に焦点を合わせることによって、 コミュニケーション、チームワーク、 自己啓発、人材育成という、 人間関係に必要な四つの基本能力を 身につけることができる、 と続ける。 対人関係の能力があるから、 よい人間関係がもてるわけではない。 仕事上の関係において成果がなければ、 温かな会話や感情も無意味であり、 貧しい関係のとりつくろいにすぎない。 逆に関係者全員に成果をもたらす関係であれば、 失礼な言葉があっても人間関係を壊すことはない。 ●とるべき行動   組織が組織の外の世界に対してなすべき貢献は何か?   そのために自らがなすべき貢献は何か? ●身につけるぺき姿勢   あらゆる活動において貢献を中心として位置づける。 「顔を上げることによって、  ほとんど無意識に、他の人が何を必要とし、  何を見、何を理解しているかを知ることができる。  さらには上司、部下、同僚に対し、  自らが相手に対して  いかなる貢献をなさなければならないか、  いつ、いかにして、  いかなる形でなさなければならないかを聞けるようになる。」 ~P.F.ドラッカー「プロフェショナルの原点」 (第3章 いかなる貢献ができるか)

■理解される■~野蛮な傲慢さである。~

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おはようございます。 快晴、まぶしい日が射す、 川崎の朝です。 日中は真夏日の暑さ、 熱中症にお気を付け下さい。 今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 前のポストでは正しかった仕事の仕方を そのまま続ければ新しいポストでは、 間違った仕事を間違った方法で 行うことになるとした。 そして、貢献に責任をもつためには、 自らのアウトプットの有用性に 関心をもたなければならない、 と続ける。 知識はそれだけでは断片にすぎず、 アウトプットが他のアウトプットと 統合されて初めて成果となる。 知識ある者は理解される責任がある。 素人に対して理解するよう要求したり、 専門家仲間に通じれば十分であるとすることは 野蛮な傲慢さである。 成果をあげるには 自らの実行計画への理解が必要であると共に、 自らが必要とする情報を明らかにし、 それを求め、それが手に入るまで 求め続けなければならない。 ●とるべき行動   自らのもつ知識のうち理解されるための努力が必要なものは何か? ●身につけるぺき姿勢   自らの知識を誰にでもわかるようにしておく。 「コミュニケーションとは、  私からあなたへ伝達するものではない。  われわれのなかの一人から、  われわれのなかのもう一人に対して  伝達するものである。  組織において、コミュニケーションは手段ではない。  組織のあり方そのものである。」 ~P.F.ドラッカー「プロフェショナルの原点」 (第3章 いかなる貢献ができるか)

■昇進後は変化する■~ポストが求めるものを考える。~

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おはようございます。 薄曇りの川崎の朝です。 今日は夏至、昼間が長い一日です。 6月も下旬、夏に向かってるんですね。 今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 自己啓発とは、 能力を修得するだけでなく、 人として大きくなることである、 とした。 そして、せっかくの昇進をもたらした仕事の仕方が、 新しいポストでは間違った仕事の仕方になっていることがある、 と続ける。 最もよく見られる人事の失敗は、 地位の要求に応えて 自ら変化することができないことに原因がある。 昇進前と同じ仕方を続けていたのでは、 ほとんど失敗する運命にある。 前のポストでは正しかった仕事の仕方を そのまま続ければ、 新しいポストでは、 間違った仕事を間違った方法で行うことになる。    ●とるべき行動   新しいボストが要求しているものを徹底して考える。 ●身につけるぺき姿勢   常に新しいポストが求めるものを考える。 「指揮者に勧められて  客席から演奏を聴いたクラリネット奏者がいる。  そのとき、彼は初めて音楽を聴いた。  その後は、上手に吹くことを超えて  音楽を創造するようになった。  これが成長である。  仕事のやり方を変えたのではない。  意味を加えたのだった。」 ~P.F.ドラッカー「プロフェショナルの原点」 (第3章 いかなる貢献ができるか)

■人として大きくなる■~外なる成長、内なる成長~

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おはようございます。 暗い曇り空の川崎の朝です。 西日本から雨、午後には大雨になり、 東京地方も段々雨になりそうです。 ワールドカップは熱い戦いで勝ち点3ゲット。 南米勢に勝つのは初、勝負事は勢いが大事、頑張れ! 今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 貢献に照準を合わせる者は、 ともに働くすべての者の 視点と水準を高める、 とした。 そして、自己啓発とは、 能力を修得するだけでなく、 人として大きくなることである、 と続ける。 ●とるべき行動   いかなる成果をあげるつもりか? ●身につけるぺき姿勢   あらゆる活動において、貢献することに集中する。 「責任を重視することによって、  より大きな自分が見えるようになる。  うぬぼれやプライドではない。  誇りと自信である。  一度身につけてしまえば失うことのない何かである。  目指すべきは、外なる成長であり、内なる成長である。」 ~P.F.ドラッカー「プロフェショナルの原点」 (第3章 いかなる貢献ができるか)

■生身の人間の限界を超える■~人は要求のレベルに応じで成長する。~

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おはようございます。 雲の多い空から淡い日が射す、 川崎の朝です。 昨日は大阪で地震発生、 幼い子供を含め4名の尊い命が失われた。 犠牲になられた方のご冥福をお祈りするとともに 被災された方々にお見舞い申し上げます。 日本列島大地震がいつどこで起こっても おかしくないと言われ続けてきたが、 自分自身の問題じゃないとみんな思っている。 改めて、気持ちを引き締めましょう。 余震、大雨のおそれがありますので、 引き続きお気を付け下さい。 今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 人の育成にあたって 最も有効な方法は 先生役をしてもらうことである、 とした。 そして、組織は個としての生身の人間の限界を 乗り越える手段である、 と続ける。 したがって自らを存続させえない組織は失敗である。    ●とるべき行動   部下の一人ひとりに貢献を求める。   だが具体的に何を求めるか? ●身につけるぺき姿勢   部下の強みを知り、その強みをフルに発揮させていく。 「貢献に集中して取り組むことが  人材の育成をもたらす。  人は課された要求に適応する。  貢献に照準を合わせる者は、  ともに働くすべての者の視点と水準を高める。」 ~P.F.ドラッカー「プロフェショナルの原点」 (第3章 いかなる貢献ができるか)