■会議の目的を守る■~生産性をあげるには自制が必要~
おはようございます。
薄曇り、湿気充満、
蒸し暑い川崎の朝です。
東京地方、今日は一日スッキリとしない空模様、
にわか雨も。
今日も一日よろしくお願いします。
----------------------
∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
自らの目標を低く設定する者や、
仕事ぶりが基準に達しない者を
ポストにとどめておいてはならない、
とした。
そして、会議の成果をあげるには、
目的を明らかにしなければならない、
とする。
会議は、その目的が違えば、
そのための準備も次のとおり違ってくる。
・公式見解、プレスリリースの作成
→事前に草案を用意する。
・組織改革などの発表文の作成
→発言は発表文の作成に必要なものに絞る。
・一人による報告
→発言はその報告に関するものに絞る。
・数人あるいは全員による報告
→発言はそれらの報告に関するものに絞り、
要約をあらかじめ配布しておき、
一人当たり15分以内に制限してもよい。
・会議主催者への報告
→会議主催者は発言を質問にとどめ、、
まとめは行ってよいが意見は言わない。
・主催者への面会
→この種の会議に生産性はない。
これを主催させられることは地位に伴う負担であり、
極力減らすべきものである。
ドラッカーは、会議には、成果をあげる会議と
成果をあげない会議のどちらかしかないことを
知らなければならないとする。
●とるべき行動
あらゆる会議について目的を明確にする。
●身につけるぺき姿勢
会議の目的に応じて準備、進行、フォローアップを行う。
「会議の生産性をあげるには自制を必要とする。
目的を決め、守らなければならない。
別の問題を持ち出してはならない。
総括して閉会する。」
~P.F.ドラッカー「プロフェショナルの原点」
(第3章 いかなる貢献ができるか)
コメント