■人の時間を無駄にしない■~答えを恐れず定期的に聞く~
おはようございます。
曇り空の川崎の朝です。
これからぽつりぽつりと降り始め、
明日にかけ雨、そして梅雨入りとなりそうですね。
週中日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
時間をマネジメントできなければ、
何もマネジメントできない、
とした。
そして、人の時間を無駄にしていないか、
と問う。
ドラッカーは、
ある企業トップの振舞を例に示す。
彼は、ある会議が時間の無駄に
すぎないことを百も承知していたが、
議題の内容に関係なく
役職者全員を参加させていたため、
出席者が多くなりすぎていた。
しかも出席者は、
自らをアピールするための
質問をするようになり、
会議はいつも長引いた。
だがこのトップは、
部下たちも会議を時間の無駄だと
思っていることを知らなかった。
会議に呼ばないと、
部下自身が軽んじられたと
思うことを恐れていた。
●とるべき行動
人の時間を無駄にしているおそれのある仕事を列挙する。それらのものを廃棄する。
●身につけるべき姿勢
常に人の時間を気にする。
「人の時間を無駄にしていることがある。
簡単にわかる徴候はなくとも、
それを発見するための簡単な方法はある。
聞けばよい。
私はあなたの時間を無駄にさせるようなことをしていないか、
と定期的に聞けばよい。
答えを恐れずこう聞けることが、
成果をあげる者の条件である。」
~P.F.ドラッカー「プロフェショナルの原点」
(第2章 汝の時間を知れ)
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