■全体の成果に貢献する■~より良く行おうとする欲求~
おはようございます。
薄曇りの川崎、肌寒い朝です。
これから段々快復、
概ね好天の一日になりそうですね。
週中日の水曜、
今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
責任ある存在になるということは、
真剣に仕事に取り組むということであり、
仕事にふさわしく成長する必要を
認識するということである、
とした。
そして、自らが行うことについては
常に不満を持ち、
より良く行おうとする欲求が
なければならない、
と続ける。
人類史上ほとんどの人間は、
自らがなすべき貢献を考える必要はなかった。
なぜなら、昔は農民や職人、家事使用人のように
貢献をなすべきことは、
仕事で決まっていたからだ。
しかし、もはや決まったことや
言われたことだけを行うという時代に
戻るわけにはいかない。
とくに知識労働者は、
次の三つの視点から、
なすべき貢献は何かを
自らに問わなければならない、
とする。
第一に、状況は何を求めているか。
第二に、自らの強み、仕事の仕方、価値観からして自らのなすべき最大の貢献は何か。
第三に、いかなる成果が必要か。
●とるべき行動
組織全体に対してなしうる貢献を列挙し、これまでの貢献と比較する。
●身につけるぺき姿勢
常に全体の成果を意識する。
「成果をあげるには、
自らの果たすべき貢献を考えなげればならない。
手元の仕事から顔を上げ、
目標に目を向ける。
全体の成果に対して影響を与える貢献は何かを問う。
そして、責任を中心に据える。」
~P.F.ドラッカー「プロフェショナルの原点」
(第3章 いかなる貢献ができるか)
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