■期待できないことを期待していた■~次の職探しまで始めていた~

 おはようございます。


青空が広がる川崎の朝です。

夜明の頃にすでに9度、

暖かでした。


日中は風も収まり4月並みの暖かさになりそうです。

月曜日、今週もよろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



ドラッカーは、

ヒトラーが政権を取ったら

ドイツを離れるであろうことを意識し、

かつ必ずその日が来ることを確信しつつも、

これらの仕事を辞めなかった、

とする。



つまり、

期待できないことを

期待していたのであり、

つまるところ、

一九三二年の当時、

ナチスはすでに頂点にあり、

後は凋落の一途と見ても、

必ずしも希望的観測とは

いえなかったのである、

と続ける。


ドラッカーは、

事実ナチスは、

選挙の度に議席を減らして

いっていた、とする。



「というわけで私は、


 新聞社で働き、


 大学で国際法と国際関係を教え、


 雑誌に原稿を書いていた。


 それどころか私は、


 次の職探しまで始めていた。」



(Ⅱヨーロッパ人々 8章 怪物ヘンシュと小羊シェイファーの運命)

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