■ナチス幹部ヘンシュの訪問■~退社届を出し別れを告げた。~

 おはようございます。


今日も青空が広がる川崎の朝です。


緊急事態宣言解除後初めての週末、

折しもいよいよ桜も満開、

聖火リレーがスタート、

ぽかぽか陽気の一日です。


意識していない人に緩むなって言っても、

難しいんだろうね。


リバウンドしようがどうしようが。


土曜日、よい週末をお過ごしください。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



ドラッカーは、

拡大教授会が終わった後、

勤め先の新聞社に行き退社届を出し、

同僚たちに別れを告げた、

とした。



その後大急ぎで自宅に戻り、

シュタール論の校正を始め、

終わったときには

夜の10時になり、

疲れ果てていたため、

翌日ウィーン行きの

汽車に乗るための荷づくりは

翌朝することにして、

とにかく寝ることにした、

と続ける。



そのとき、

客の来訪を知らせる呼び鈴が鳴り、

外を見ると、

ナチスの突撃隊の制服を着た男がおり、

心臓が止まるかと思った、

とする。







「だが、すぐに新聞社の同僚の


 ヘンシュであることに気付いた。


 午後会社に行ったときは不在だった。


 彼は、『退社したんだって。今、通りがかりなんだが、


 お別れを言いたくてね。入ってもいいかい』


 と言った。」

 


(Ⅱヨーロッパ人々 8章 怪物ヘンシュと小羊シェイファーの運命)

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