■正統保守主義の視点■~血筋はユダヤ人~

 おはようございます。


今朝は雲が多い川崎の空模様です。

日毎に冷え込みは緩んできましたね。


昨日はポカポカ陽気、

今日はいくらか気温が下がりますが、

暖かな一日になりそうです。


しかしこのところ朝方のくしゃみが酷い、

花粉症は老化と共に収まるんじゃないのかな、

って思ってるんだけどね。


金曜日、今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



ドラッカーは、

ナチスとかかわりを持てなくするために、

ヘーゲルの批判者である

シュタールの政治思想を

主題とする本を書き始めた、

とした。



そして、そのシュタールは、

キリスト教徒ではあったが

血筋はユダヤ人であり、

シュタールを正統保守主義の視点から論ずる論文は、

ナチズムへの正面からの

反抗以外の何ものでもなかったのである、

と続ける。



ドラッカーはこれを数週間で書き上げ、

それを政治学と政治史の名門出版社、

チュービンゲンのモーア社に送った。



「ありがたいことに同社は、


 同社の有名な法律行政叢書の


 第100号記念号として、


 一九三三年四月に


 発行してくれることになった。」



(Ⅱヨーロッパ人々 8章 怪物ヘンシュと小羊シェイファーの運命)

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