■ナチスへの挑戦状■~ヒトラーの臣民~
おはようございます。
明るい日が射す川崎の朝です。
今日は春の彼岸の入り、
しっかりと春の温かさを感じる一日となりそうです。
この陽気と共に、花粉と黄砂が舞い踊ります。
注意して下さい。
水曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
ケルンの有力紙からの、
編集責任者へのオファーを受けて
ケルンに移れば、
ケルン大学か近くのポン大学で講師になることは
難しくなかった、
とした。
しかし、実はドラッカーは、
ドイツそのものから離れる準備も始めていたので、
ケルンからのオファーは保留し、
さらに国際法の老教授からの、
フランクフルト大学の講師を受けるように
との話にも返事を待ってもらっていた、
と続ける。
そして、
この講師は公式には助手であり、
助手として国際法のゼミを仕切り、
教授の代講をしていたが、
講師ともなると、
大学から公式の辞令が出、
自動的にドイツ市民に
なることになっていた、
とする。
「私には、ヒトラーの臣民になる気は
毛頭なかった。
そこで私は、
自分がいつまでもドイツに
留まることができないようにすることにした。」
(Ⅱヨーロッパ人々 8章 怪物ヘンシュと小羊シェイファーの運命)
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