■中間管理者登場は戦後■~いびつな人員構成~

 おはようございます。


快晴の高知の朝です。


今日は祝日、

明日までは晴れそうですね。


よさこい温泉でゆっくりしてきます。


土曜日、良い休日をお過ごしください。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬




クレイムズは、

1918年当時の企業といえば、

ごく一握りのマネジャーが

最上層部を占め、

その他は、

大勢の半熟練あるいは

非熟練労働者が

いるだけであった、

とした。



そして、今日のような

中間管理者が登場するのは

戦後だとしたが、

ひと呼吸おいてから

第二次大戦前は、

中間管理者は人数が

ごくごくわずかで、

多くの企業は長年、

そのようないびつな

人員構成をとっていたのだ、

と言葉をつづけた。



もっとも、

「いびつ」というのは

クレイムズなりの表現であり、

ドラッカーがこの言葉を

用いたわけではない、

とする。



ドラッカーはさらに次のとおり続けた。




「実際のところ、


 わたしがアメリカに来て


 はじめて接点を持った企業ですら、


 最前線の監督者が経営トップに


 じかに仕事の報告をしていたのですよ。


 メーカーですがね、


 たとえばコネチカット州のレミントンなどです」





(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第5章生来のマネジャーと中間管理者)

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