■知識社会の到来■~供給に突き動かされて~
おはようございます。
未明の高知、
雲が空を覆っています。
寒くはありますが、
しびれるほどではなくなりました。
2月も中日、
一日一日季節が移ろってます。
火曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
デュポンとスローンは
ともに生来のマネジャーだったが
彼らが率いるGMは、
規模が膨らむ一方だったため、
人材を育成してマネジャーを
増やす必要があったとした。
ドラッカーの説明では、
第二次大戦によって
状況が一変したのだとする。
そして、
一変した理由のひとつには、
復員兵援護法により、
アメリカ政府がすべての復員軍人に、
大学の学費や起業資金を
援助すると約束したことにある、
と続ける。
さらに、
この法律により
アメリカ社会は大きく変わったが、
なぜなら、
それまで大学進学など
夢にも考えなかった人々が、
雪崩を打って大学の門を
叩いたのだとする。
その上で、、
「・・・・・・そして大学で学ぶと、
工場の現場で肉体労働を
しようとは考えなくなります。
このように、
知識ある人材が増えたため、
いわば需要ではなく
供給に突き動かされて、
知識社会が到来したわけですね」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第5章生来のマネジャーと中間管理者)
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