■サッチャーへの助言■~何千もの組織を啓発~
おはようございます。
未明の高知、
予報通り雨が降ってます。
気温も高く、
エアコン要らずの朝です。
今日はこのまま夕方まで降り続けそうです。
傘を忘れずに。
火曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
クレイムズは、
いずれにせよ、
ドラッカーが時代の要請に応えるようにして、
貴重な思想・著述活動を展開した点については、
異論を唱える人はほとんどいないだろう、
とした。
そしてさらに、
ドラッカーは『現代の経営』を上梓して以来、
およそ50年にわたり、
数多くのリーダーや明日のリーダーを目指す人材を
感化しつづけた、
と続ける。
そのなかには、GM、フォード、
世界銀行のトップなど、
錚々たる人物が含まれており、
一説によれば、
イギリスの鉱山経営を民営化すべきだと、
イギリスの元首相
マーガレット・サッチャーに助言したのも、
ドラッカーだとされる。
『ビジョナリー・カンパニー』で著名な
ジム・コリンズは、
自身がドラッカーから直に
影響を受けていたとし、
執筆に向けた調査のなかで、
共著者のジェリー・ポラスとともに、
数々の偉大な企業のリーダー達が、
ドラッカーの著書を読み、
啓発されていたことを知った、
と述べている。
コリンズは、さらに次のとおり続けた。
「メルク、プロクター・アンド・ギャンブル、
フォード、GE、モトローラなどである。
くわえて、警察、交響楽団、政府機関、企業など、
何千もの組織を啓発したのだから、
ドラッカーを二〇世紀の最も影響力ある人物と呼ぶのは、
きわめて当然だろう。」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第5章生来のマネジャーと中間管理者)
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