■一族のなかで最も有能な人物■~近代企業の誕生~

 おはようございます。


未明の高知、

星が見えない空、

生温い風が吹いています。


春近しなんでしょうか。

今日も一日晴れそうです。



木曜日、今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



クレイムズは、

ドラッカーが

より大きな文脈のなかで

クレイムズの狙いに

貢献しようとする様子が、

はっきりと伝わってきた、

とした。



そしてその道の先達たちの功績についても、

長い時間をかけて語っており、

大企業が誕生した

1870年代ごろから説き起こした、

と続ける。



真の大企業と呼べるものが生まれたのは、

南北戦争(1861-65年)の後で、

面白いことにこの頃、

アメリカ、ドイツ、イギリスで

相前後して大企業が誕生、

フランスはやや後れを取ったが

ドラッカーは、

ほかの大国とくらべて、

フランスでは同族企業の伝統が

長く続いたのだとした。



どの時代にも経営者はいましたが、

人数はごく限られ、

ごく稀な存在でした。





「大企業が登場するまでは、


 一族のなかで最も有能な人物が


 ファミリー企業を率いていたのだ。」



(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第5章生来のマネジャーと中間管理者)

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