■有能な人材のつなぎとめ■~人材育成の必要性~
おはようございます。
未明の高知は
しっかりと雨降りです。
今日日中はこのまま雨、
夜には上がりそうです。
月曜日、今週も一週間よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
クレイムズに
創業家の出身者ではないが、
優秀な人材がいた場合どうするか、
と質問してきた。
クレイムズは、
中間管理者に据えると思う
と答えると、
ドラッカーは、
そのとおりで、
デュポンも有能な人材を
つなぎとめておくために、
中間管理者のポストを
設けたのだとする。
ここでいうデュポンとは、
1915年から19年まで
デュポン社の社長の座にあった
ピエール・S・デュポン
(1870-1954年)をさしているが、
1920年に破産の瀬戸際にあったGMに
巨額の投資を行い、
アルフレッド・スローンと
力を合わせながら、
この瀕死の自動車メーカーに
分権的なマネジメントの仕組みを
取り入れた。
「デュポンとスローンは
ともに生来のマネジャーだった。
だが彼らが率いるGMは、
規模が膨らむ一方だったため、
人材を育成してマネジャーを
増やす必要があった。」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第5章生来のマネジャーと中間管理者)
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