■中間管理者のいない会社■~1802年設立のデュポン社~
おはようございます。
快晴、太平洋からきれいな朝陽が射します。
よさこい温泉の露天風呂、
良い湯に浸かってきました。
日曜日、良い休日をお過ごしください。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
アメリカに来て
はじめて接点を持った企業ですら、
最前線の監督者が経営トップに
じかに仕事の報告をしていたのだ、
とした。
そしてクレイムズは、
社会に出てからというもの、
ほぼ一貫して中間管理者を
務めてきたため、
中間管理者のいない会社など
想像もつかないため、
中間管理者とは
そもそもどのようないきさつで誕生したのか、
質問してみたと続ける。
ドラッカーによると、
いち早く中間管理者を設けたのは
1802年設立のデュポン社で、
1880年までは火薬の製造に
特化していたが、
同族企業の例に漏れず、
経営幹部のポストに就けるのは、
デュポン家の出身者だけだった
とのことであった。
今度はクレイムズが
質問を浴びせられる番だった。
「創業家の出身者ではないが、
優秀な人材がいた場合、
あなたならどうしますか」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第5章生来のマネジャーと中間管理者)
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