■電視革命と本の力■~ニューエコノミー論のまやかし~
おはようございます。
未明の高知、暗い空ですが暖かです。
これから晴れてきそうでが、
夕方にはまた曇りそうです。
この暖かさ、日中は20度を超えそうです。
この暖かさはいつまで続くのでしょうね。
反動が怖いです。
火曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
クレイムズは、
ドラッカーは1990年代末、
つまりインターネットの普及を受けて
多くの業界が変貌をはじめた後にも、
情報革命について論じていたとする。
ニューエコノミーが流行語となり、
数多くの本や記事で、
従来の事業ルールが通用しない
新たなユートピアが謳われるなか、
ドラッカーは例によって、
ニューエコノミー論のまやかしに気づき、
本質を見通していたと続ける。
インターネットの普及により、
本は駆逐されるだろう、
という考え方が広がるなかドラッカーは、
ネットはむしろ活字メディアにとって追い風になる、
と見ており、『明日を支配するもの』には
こんな一節があるのだ。
「いまや本はネット上でも流通している。
アマゾンは、わずか数年で
ネット小売りの最大手へと躍進した。」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第13章 第四次情報革命)
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