■情報が事業に果たす役割■~消費者、市場などの知見~

 おはようございます。

暗い空には雲がかかってます。

でもこれから晴れるとの予報ですね。


国会で自民党議員の裏金問題について議論されていたが、

彼らの思考パターンに倫理の入る余地はないんだなぁって思った。


ドラッカーはプロフェッショナルに求められる倫理について、

それは2500年前の名医ヒポクラテスの誓いである

”知りながら害をなすな”だとした。


我々は信頼できない医者の下で手術台に上がろうとは思わない。

同様に国民の命を預かる政治家についても当然のごとくそれは求められる。


土曜日、良い週末をお過ごし下さい。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



ドラッカーは、

教育と医療の両方における最も大きな変化は、

データから情報、

つまりITの「T」から「I」へと

軸足が移ることだと結論づけた。



クレイムズは、

情報が事業に果たす役割の変化をめぐり、

ドラッカーは詳しい議論を展開したが、

そこから得られる教訓を3点にまとめている。



その一点目

◎情報が行動に直結するのは、

顧客、顧客以外の消費者、

市場などについての

知見をもたらす場合である。



この条件を満たさないものは、

情報ではなくたんなるデータであり、

この条件を満たす情報は、

需要があってこそ得られるものだ。





「この点は肝に銘じておかなくてはいけない。


 マネジャーたちが、生産性、


 ひいては競争力を高めるために


 何が必要かを理解したなら、


 そこから需要が生まれ、


 情報の入手につながるのだ。」


(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第13章 第四次情報革命)

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