■ジェームズ・ワットの蒸気機関■~短期間で莫大な富を得る~
おはようございます。
未明の高知の空はまだ曇ってますね。
これから段々と晴れて、
気温も昨日よりか暖かくなり、
3日振りの好天となりそうです。
水曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
情報革命は18世紀末から
19世紀はじめにかけての
産業革命と同じように展開する、
という前提を置いているとした。
そして、
情報革命の現状は、
1820年代はじめ、
すなわちジェームズ・ワットが
蒸気機関を改良した
およそ40年後になぞらえることができる
と続ける。
産業革命の初期に花開いた、
綿織物、繊維、鉄、鉄道などの産業は、
凄まじい活況ぶりを見せ、
多くの人々が短期間で
莫大な富を手にした。
さらに、1830年以降に興隆した産業もまた、
億万長者を生み出したが、
こちらは20年にわたって額に汗して働き、
苦難、失望、失敗などを
経験しなくてはならなかったとする。
「これからの新産業についても、
同じことがあてはまるだろう。
バイオテクノロジーはすでにこうした道を
歩みはじめている。」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第13章 第四次情報革命)
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