■少数精鋭の教授陣■~取るに足らない存在~
おはようございます。
今朝も快晴の高知、
冷え込みました。
北陸地方はもっと冷え込んでるでしょうね。
心を痛めます。
行方不明者もまだ多数、
早い救出、復旧されますように。
金曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
20年も勤めたニューヨーク大学ビジネススクールを、
学生数の急増に伴い、
さまざまな要望が増えていたにもかかわらず、
大学側はそれに応えるどころか、
緊縮に乗り出したことを大きな理由にして
みずから去る決意をした。
クレイムズはこの大学は、
市場の風向きに反して規模の拡大を拒み、
みずから危機を招いたのだったと続ける。
ドラッカーは、
カリフォルニア州に赴き、
クレアモント大学院大学ビジネススクールの
立ち上げに携わったとき、
ニューヨーク大学のような失敗は
するまいと胸に誓っていた。
「むやみな拡大を避けようと、
慎重さを心がけた。
少数精鋭の教授陣を揃えることに心を砕き、
非常勤や客員の教授を招聘して管理機能を充実させた。
こうすれば、
成功におぼれずに繁栄をつづけられる。
さもないと、
取るに足らない存在になってしまうだろう」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第14章 リーダーにとって何より重要な仕事)
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