■リーダーの任務は危機対応■~危機は成功が原因となる~

 おはようございます。


高知の朝は曇ってます。


令和6年能登半島地震は多くの被害を出した。

元旦という一番の寛ぎの日に被災された方々の

思いに触れるといたたまれない。

心よりお見舞い申し上げます。


その衝撃の真っただ中に羽田空港で日航機と海保航空機の

衝突事故が発生した。


日航機の乗客は怪我の方が数人という状況だが、

海保航空機の乗員は1名を残して死亡された。

この航空機は能登半島地震の物資搬送中とのこと。


冥福をお祈りします。


あらためて、世の中何が起こるかわからないことを痛感。


合掌。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



クレイムズは、

ドラッカーの著作『非営利組織の経営』は、

当然のように、

企業幹部からはほとんど

顧みられなかったとした。



そして、彼らはこの本を

読もうとしなかったせいで、

リーダーシップをめぐる

ドラッカーのきわめて説得力のある教えに

接する機会を逃してしまったのだと続ける。



その教えは『非営利組織の経営』の

「リーダーの任務は危機対応である」

(Leadership is a Foul-WeatherJob)

という章に書かれている。



この本はあまり目立たない本ではあるが、

じつはこの章の内容は

あちらこちらに引用されており、

その一つに、

皮肉にも危機は成功が原因で

もたらされる場合もあるというものがある。




「成功がさまざまな問題を生み、


 そのせいで組織が傾いた事例は、


 失敗を原因とした危機よりも多い。


 なぜなら、物事がうまくいっていないときは、


 誰もが『何とかしなくてはいけない』と気づくからだ。」


(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第14章 リーダーにとって何より重要な仕事)

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