■自身の経験やエピソード■~経営者やマネジャーでもある~
おはようございます。
高知の朝、
薄曇りの寒空が広がっています。
しかしこの雲もだんだん取れて、
いくらかあ多たくなりそうです。
日曜日、良い休日をお過ごし下さい。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
リスクテイクについて、
自身が美術館の評議員を
務めていたときのエピソード
を引き合いに出した。
それは量が膨大で
高価なコレクションを入札した際に、
ほかの評議員たちから
意見を求められたドラッカーは、
迷っていないで買うべきで、
またとないチャンスかもしれないと
言ったというもの。
そして、
このコレクションが手に入れば、
一流美術館の仲間入りを果たせるので、
資金は何とか都合をつければよいのだとした。
クレイムズは、
ドラッカーにインタビューをしたあと、
『非営利組織の経営』を読み返したが、
そのときふたつの点に
強い印象を受けたとする。
ひとつには、この本では自身の経験や
エピソードを披露しているのだが、
これは、自伝をべつにすると
ドラッカーとしては珍しいことであるとする。
「もうひとつわたしが強い印象を受けたのは、
ご本人は持ち前の謙虚さから否定しているが、
ドラッカーは経営者やマネジャーでもあるという点だ。」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第14章 リーダーにとって何より重要な仕事)
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