■危機対応に長けたリーダー■~必要な数のリーダーは揃わない~
おはようございます。
未明の高知、
星もなく真っ暗な空です。
今日は一降りありそうですね。
木曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
ルーズベルトは晩年、
独り立ちを目指す素振りを見せた人材を、
片っ端から締め出そうとした、
とした。
クレイムズは、
この一文は、
ドラッカーの記述のなかで
最も物議をかもしたものであるとする。
なにしろルーズベルトは、
20世紀のアメリカ大統領として
誰よりも人々から慕われ、
大きな強みを持つリーダーでもあったのだ。
クレイムズは、
危機対応に長けたリーダーを
めぐる記述のなかで、
ドラッカーは、
生まれながらのリーダーと、
リーダーに必要な技能を後天的に身につけた
人々とを比べているとする。
そして、
これまでに会ったリーダーは、
ほとんどが生まれながらの
リーダーでもなければ、
誰かの導きによりリーダーに
なったわけでもないとしさらに続ける。
「彼らは自力でリーダーになったのだ。
生まれながらに資質を備えた人材だけに
頼っていたのでは、
必要な数のリーダーはまず揃わないだろう。」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第14章 リーダーにとって何より重要な仕事)
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