■組織や人が陶酔感にひたる■~開店休業状態に陥いる~
おはようございます。
未明の高知は快晴です。
天頂には半月が夜空をきれいに切り抜いています。
仕事始めですね。
僕も8か月ぶりのオンサイト勤務です。
今年も頑張りましょう。
木曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
『非営利組織の経営』の中で、
成功がさまざまな問題を生み、
そのせいで組織が傾いた事例は、
失敗を原因とした危機よりも多いが、
その原因は、
物事がうまくいっていないときは、
誰もが『何とかしなくてはいけない』
と気づくからだとした。
成功すると、
組織や人が陶酔感にひたり、
ヒト、モノ、カネを使い果たして
なかば開店休業状態に
陥ってしまうのだとする。
ドラッカーは、
この状況を避けるのは
容易ではないとし、
自身の職業人生を
主な事例として引いている。
「氏は、20年も勤めた
ニューヨーク大学ビジネススクールを、
みずから去る決意をした。
学生数の急増に伴い、
さまざまな要望が増えていたにもかかわらず、
大学側はそれに応えるどころか、
緊縮に乗り出したからである。」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第14章 リーダーにとって何より重要な仕事)
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