■たゆみない自己革新■~自分と仲間を信じる人々~
おはようございます。
薄曇りの高知の朝、
この雲も取れて暖かな一日になりそうです。
土曜日、良い週末をお過ごし下さい。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
クレアモント大学院大学ビジネススクールの
立ち上げに携わったとき、
少数精鋭の教授陣を揃えることに心を砕き、
非常勤や客員の教授を招聘して管理機能を充実させ、
成功におぼれずに繁栄をつづけられるようにした。
クレイムズは、
組織がただ成果をあげるだけでなく、
長く繁栄をつづけるためには、
経営陣は迫り来る危機の
一歩先を歩いていなくてはいけないとする。
ドラッカー流に言えば
「イノベーション、つまりたゆみない自己革新」
が欠かせないのだ。
ドラッカーは、
大きな災厄を防ぐことはできないが、
臨戦態勢を整えておくことはできるとし、
さらに続ける。
「修羅場をくぐり抜け、
どう行動すべきかを心得た組織、
士気を漲らせ、
自分と仲間を信じる人々が集まった組織を
築くのである。
軍隊の訓練では、
兵士たちに上官を信頼させることが最優先される。
信頼関係がなければ敵と戦えないのだから」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第14章 リーダーにとって何より重要な仕事)
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