■『死の谷』をさ迷う■~中間管理者の責任~

 おはようございます。


小雨の降る未明の高知、

気温はそれほど下がってませんが、

この雨が寒さを誘います。


この雨も昼まで、

午後は晴れそうです。


火曜日、今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



クレイムズは、

いままで有効だった戦略が

思うような成果をあげなくなったなら、

戦略が転換点にさしかかっている

明らかな兆候である、

とした。



グローブは、

われわれは進むべき方向を見失い、

『死の谷』をさ迷い、

事業の世代交代を図ろうとしていたが、

これは危険に満ちていたとする。



そして、

仲間のなかには、

谷の向こう側に

たどり着けない者も

いるかもしれない、

と嫌というほど知りながら、

前進していくのであると続ける。









「だが経営者は、


 たとえ犠牲者を出したとしても、


 漠然としか見えないゴールへ向けて、


 あくまで前進を指揮することを任務とする。


 そして、それを支えるのが


 中間管理者の責任である。


 これ以外に選択肢はないのだ。」



(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第15章 イノベーションについて)

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