■カテゴリー・キラー■~『インテル戦略転換』~
おはようございます。
今朝も冷え込んだ高知の朝です。
日中も寒い晴れの一日になりそうです。
昨日はべろべろの神様のおかげで、
胃袋の中から温まりました。
皆さんも暖かくしてお過ごし下さい。
日曜日、良い休日をお過ごし下さい。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
クレイムズは、
サム・ウォルトンは、
新世代のライバルたちの動きを受け、
イノベーションに
乗り出さざるをえなかったのだ、
とした。
そしてその後の展開は
ご存知のとおりだと続ける。
クレイムズは、
ウォルトンは他社の研究や
たゆみない改善を何年も積み重ね、
ディスカウント事業のビジネスモデルを
磨いていったため、
ライバル企業を打ち負かし、
ウォルマートを文字どおりの
「カテゴリー・キラー」へと育て上げ、
世界最大の小売企業へと
躍進したのだとする。
そして、
インテルの創業メンバーで
元CEOのアンディ・グローブは、
この種の変化、
つまり自社戦略を
おおもとから揺さぶる変化というものを
知り尽くしており、
1996年の著書『インテル戦略転換』(OnlytheParanoidSurvive)
でもこのテーマを扱っているとする。
「インテルは10年超ものあいだ、
メモリーチップ業界でリーディング企業の地位を誇っていた。
先行者利益により、
100%に近い市場シェアを握っていたのだ。」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第15章 イノベーションについて)
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